昨日、4年間勤めた現場から無事退出しました。
契約終了+所属会社退職+転職 という運びになったけれど、現場側はいつのタイミングでメンバーに連絡したのかは不明で、昨日の最終出社になって1人、また1人と私に話しかけてきました。
「ガルボさん、今日までなんですね。。。今まで本当にありがとうございました。」
「そうなんです。こちらこそ。。。お世話になりましたー」
(ええ、ええ、私の様なお荷物はとっとと居なくなりますよ。)
私の中では、最終出社であることを誰も知らない→終業まで仕事してるフリ→その間に工数、2種類のタイムカードの締め処理→PCとガラケー、入場証を机の中に入れて鍵閉めてひと言だけ挨拶して逃げる... というのを計画していました。
しかし現実はそう甘くはなく、作業部屋に入った途端に私が最終出社であることがバレてしまいました。
いままでやっていた作業の一つを別のチームが引き継ぐことになったのは、実は私が居なくなるからなんだそう。
(は?じゃ、なんでそのチームに私を異動させなかったの?)
この4ヵ月間、
「私だけ」全ての送信メールのダブルチェック必須
「私だけ」特定のメールを専用フォルダに入れていないと烈火の如く指摘される
「私だけ」管理簿に漏れがあったら指摘
「私だけ」問い合わせデータに不備があったら全データチェック
「私だけ」月末の日報送付時に必ずリーダーに声を掛ける
「私だけ」問い合わせ内容によっては受付後対応NG
「私だけ」他チームとの作業調整が必要な場合はリーダーに声を掛ける
「私だけ」スケジュールの移動禁止
「私だけ」窓口宛ての着信は指名された以外取ってはいけない
「私だけ」作業の事前確認の証跡必須
「私だけ」作業内容の理解が1つでも出来ていないと交代
「私だけ」別室の作業で使った端末のシャットダウンをしないと文句を言われる
「私だけ」作業端末のローカルにExcelをダウンロードすることを禁止
と、数え上げたらこれだけ、「私」用のルールを設けられ、結構窮屈な環境で仕事をしていました。抜ける選択肢は正解だと思っています。
勿論、他のメンバーにはここまでルールを設けていません。上記のようなミスや必須事項が漏れても、黙認されています。
長くなりましたが、最後の対応についても書きます。
昨日は終了30分前まで作業含めてガッツリ通常業務していました。残り30分でまずタイムカードの締め処理、工数チェックがあり、その後ローカルの不要データの存在有無確認、端末のBIOSパスワードリセット、アカウントのパスワードリセット、食堂のデポジット返金(結構あった!)、PCなど返却物チェック。
最後は上長に挨拶して「退場」でしたが、本当は、前に一緒にお仕事をした方にご挨拶をしたかったのですが、”無闇にメッセージを送らないで”と言わんばかりで、退場手続きが進んでしまい、それどころでは有りませんでした。
結果、私は風のように消えていった形になってしまいました。少し前まで普通にメールやチャットしてたのに「アレ!?」ってなったかも知れませんね。
私ならやれる仕事も有り、そこのポジションに異動していたらあと3年は頑張れましたが、今のポジションでどんどん仕事が減らされているので、居る意味が無くなりました。来月からは別の会社で働きますが、今までの経験のほんの一部は生き延びるので、さらに極めていくつもりです。
4年間良く頑張ったと思います。気持ちを切り替えて、次行ってみよー。